dao-dao(ソヨゴ編集部)
日本印刷社員。soyogoとhon amiという2つの新ブランドを立ち上げて、事業を軌道に乗せるべく日々試行錯誤を続けながら、土日は子守りに奮闘中。
浚渫(しゅんせつ)とは何か、ご存じでしょうか。
私自身、この企画で「浚渫」という言葉に初めて接したため、
まずは意味を調べるところから始めました。
国土交通省 東北地方整備局が「最上川電子大辞典」というサイトを運営しており、
そこにこんな説明が書かれています。
浚渫(しゅんせつ)
河川や港湾などで水底の土砂等を掘りあげる工事のこと。また、水底の土砂を掘りさらう作業船を浚渫船と呼んでいます。
(出典:https://www.thr.mlit.go.jp/yamagata/river/enc/index.html)
当時の事務局長さん(2023年5月退職)に問い合わせると、話を聞いていただけるとのこと。 打ち合わせ当日、事務所を訪れると事務局長さんの手には乗代雄介さんの『旅する練習』が!
「このお話をいただいてね、読み始めたんですよ。まだ途中なんですけど、とても面白いですよ」
と、出だしからかなり乗り気の姿勢で、期待が持てます。
「まずは浚渫のご説明を。こういう動画がありますので、ちょっとご覧ください」
と全国浚渫業協会さんが制作されている動画を見せていただきました。
その動画がこちらです。
「グラブ式浚渫とは―全国浚渫業協会」
https://www.youtube.com/watch?v=HnJmAypGkCE
なるほど、これは結構分かりやすい。
動画を流しながら解説をしていただき、事務局長さんの丁寧なご対応に感激しました。
ちょうど会長さんも事務所にいらっしゃったので今回の企画をご説明すると、
「浚渫っていうのは縁の下の力持ちですから。あまり知られていないかもしれないけど、作家さんは良いところに目を付けるね」とおっしゃっていただきました。
さて、一通り話が終わってご紹介いただいた取材先は、港湾工事の分野で歴史のある会社さんでした。浚渫業の大ベテランの方がいらっしゃるとのことで、ついに、乗代さんと一緒にその方に取材をすることになったのです。
(第2回おわり)
日本印刷社員。soyogoとhon amiという2つの新ブランドを立ち上げて、事業を軌道に乗せるべく日々試行錯誤を続けながら、土日は子守りに奮闘中。