dao-dao(ソヨゴ編集部)
日本印刷社員。soyogoとhon amiという2つの新ブランドを立ち上げて、事業を軌道に乗せるべく日々試行錯誤を続けながら、土日は子守りに奮闘中。
2024年12月1日、日曜日、午前6時40分。
ついに、文学フリマ東京39の開催日がやってきました。
前回に引き続き、今回も設営ボランティアに参加すべく、早朝の冷気に少し震えながら家を出ます。
電車に揺られながらXを見ると、なんと運営事務局の皆さんは夜通し設営をされていたとのことで、すでにブースの机とイスがずらりと並べられている光景がアップされていました。ほんとうにお疲れ様です!
となると、残るは机へのシール貼りと段ボールの積み下ろしがメインのお仕事となりそうです。
集合時間少し前に会場に到着。
すでに設営ボランティアの方々が待機しています。前回経験済なのでなんとなく要領は分かっていましたが、会場が広いので少し勝手が違っていました。ヤマトさんが大量の段ボールをカゴ台車に入れて運び込んでくるのですが、当然仕分けされていないので、まずは荷物を降ろしながらブースナンバーごとに振り分けていきます。グループによってやり方が違っていたようですが、場所によっては目的地が遠くて大変! とはいえ、みんなでやっていると意外とスムーズに進行して、予定より早めに設営が終了しました。(soyogo booksのどでかい段ボールを運んでくれた方がどなたか存じ上げませんが、ありがとうございました)この時点でかなり達成感があったのですが、その勢いでブースのセッティングを始めました。
今回は2コマ取っていたこともあり、進行中のもうひとつのレーベル「大きい本の工房 hon ami」の商品を広げて展示してみることにしました。水中写真家・古見きゅうさんの大型写真集で、美しく壮大な海の世界が迫力の大きさで楽しむことができます。soyogo booksとはまったく別物の企画ですが、印刷製本技術の最高峰を少しでも多くの方にお楽しみいただきたいと思い、展示することにしました。
12時になっていよいよスタート。
「亡霊怪猫屋敷」は出だし好調で、このペースでいくと25冊売り切れる! と期待したのですが、後半は失速してしまいました。
ただ、絵本を買ってくれた女性の方が「この本が欲しくて来ました」と言ってくれたり、とにかくいろいろな人たちに話しかけられて、とても楽しい時間を過ごすことができました。売り上げは振るわなくても意外と忙しく、後輩も助っ人としてブースに参加してくれてとても助かりました。文フリは一人だと結構大変ですね。
今回もブースを離れる余裕がなく、会場内を見て回ることができなかったのがやや心残りです。各ブースがどんな雰囲気だったのか分からないのですが、会場内はとにかく大盛況だったと思います。目の前を通るお客様の数は前回と比べて少ないかも? と感じ、これは会場が広くなったことが原因かもしれません。
それにしても、紙の書籍を作る人と買い求める人がこんなにもたくさんいて、一堂に会するという光景はなかなか壮観でした。一般の流通とは違う、新しい本の市場が本格的に誕生するかもしれない、という期待というか、希望を持つことができる一日でもありました。(印刷会社としても、紙の行く末というのは、かなり気になります)微力ながら、soyogo booksもこの新しいうねりの一翼を担えたら、と考えています。
とにかく5時間、やり切りましたが、結果は‥‥‥、思ったほど伸びませんでした!
無料配布の「ソヨゴ通信 vol.1~vol.3」は、前回よりはたくさんの方にお持ちいただいたように思いますが、うーむ、本を作って売るというのは、本当に難しいですね。みなさん、いったいどうやっているのでしょうか。これから、いろいろと勉強していきたいと思います!
~文学フリマ東京39 結果報告~
絵本:10冊
翻訳小説:8冊
化け猫小説:13冊
合計31冊
でした!
次回は5月。3回目の参加となるので、そろそろ売り上げを飛躍的に伸ばしたいです。
すでにいろいろと考えておりますので、ご期待ください!
日本印刷社員。soyogoとhon amiという2つの新ブランドを立ち上げて、事業を軌道に乗せるべく日々試行錯誤を続けながら、土日は子守りに奮闘中。