dao-dao(ソヨゴ編集部)
日本印刷社員。soyogoとhon amiという2つの新ブランドを立ち上げて、事業を軌道に乗せるべく日々試行錯誤を続けながら、土日は子守りに奮闘中。
しかし、こんな大きい本をどうやってつくるのか?
ただ大きくなっただけでしょ? と思われる方がいるかもしれませんが、
そんな簡単なものではありません。
かなりいろいろなことが計算されて作られている‥‥‥はずです。
本を開くと扉ページにナンバリングがしてあります。
その数字がなんと6011。つまり、素直に解釈すると、この本は6011冊目の商品ということです。
これだけの数量が作られているのであれば手作業というのは考えにくく、
ドイツには何らかの製本機械が存在しているのかも。
さて、ワクワクしながらページをめくっていきます。
まず目を引くのが本の開きの良さです。
いわゆる上製本の背の綴じ方には
・ホローバック
・タイトバック
・フレキシブルバック
の3種類があります。
ホローバックは、こんな感じで(背と本文の間に空間ができて、開きが良い)
タイトバックは、こんな感じ(背と本文がしっかりと接続していて、やや開きが悪い)
そしてこれがフレキシブルバック(背と本文が接続しているけど、開きが良い)
ホックニーのSUMO BOOKはホローバックに近い製本で、とても開きが良いのです。
全体の厚さは約90mm。
表紙には厚さ約10mmの木材らしき素材が入っているのか、
かなり頑丈で、反りもありません。
日本印刷社員。soyogoとhon amiという2つの新ブランドを立ち上げて、事業を軌道に乗せるべく日々試行錯誤を続けながら、土日は子守りに奮闘中。